マネーフォワード MEで情報漏えいに備える|連携約50件、カードの不正利用・口座の変化に早く気づける有料版の使い方

マネーフォワード MEで情報漏えいに備える。連携約50件からカード・口座の変化を確認

わが家は、家計簿アプリのマネーフォワード MEを2020年の初めごろから使っています。最初から有料のプレミアムで、いまはWebの年払いで年5,940円(月にすると495円)です。

つないでいる銀行口座・クレジットカード・電子マネーなどは、50件近くあります。無料版でつなげるのは4件までなので、わが家の使い方だと無料版では足りません。

この記事では、マネーフォワード MEの料金と無料版との違いを公式の情報で整理して、わが家が実際に役立っていること・不満に思っていること、払い続けている理由をまとめました。

迷ったらここだけ

項目名を押すと、くわしい説明に飛べます。

  • 料金:プレミアム(スタンダードコース)はWebの年払いが年5,940円でいちばん安い。アプリの月払いで1年続けるより年1,140円安い(2026年10月時点)
  • 無料版との違い:無料版は連携4件まで・データは過去1年分。一括更新・CSVダウンロード・残高不足の通知はプレミアムだけ
  • わが家の使い方:50件近くをつないで、週1回まとめて更新。カードの引き落とし額と、引き落とし口座のお金が足りるか、資産の推移を見ている。覚えのないカード利用にも早く気づける
  • 情報漏えいへの備え:カードと銀行口座をつないでおくと、覚えのないカード利用や、口座の身に覚えのない入出金に早く気づける。カードの不正利用の補償には期限があるので、早く気づくことが大事
  • 見つかったムダ:期間限定のつもりだったサブスクと、夫の出張のときだけ使っていたサービスの解約忘れ
  • 不満なところ:項目のデフォルトを変えられない、ポイント・クーポンの値引きが収入になる、通販の明細が重複する、PayPayが自動連携にならない、など
  • 安くする方法:Webの年払いにする。対象の三井住友カードで払うとVポイント10%還元
  • 無料に戻すと:データは消えないが、表示は4件まで・過去1年分までになる
目次

マネーフォワード MEとは——銀行・カード・電子マネーをまとめて見る家計簿アプリ

マネーフォワード MEは、銀行口座やクレジットカード、電子マネー、ポイントなどをつなぐ(連携する)と、入出金や利用明細を自動で集めてくれる家計簿アプリです。集めた明細は、食費・日用品などの項目に自動で分けられます。

無料で始められて、有料のプレミアムサービスには「スタンダードコース」と、投資の分析機能が付いた「資産形成アドバンスコース」があります。この記事で「プレミアム」と書いているのは、スタンダードコースのことです。

料金——Webの年払いなら年5,940円(月495円)

2026年10月時点の料金です(2026年10月13日にマネーフォワード ME公式のコース一覧とサポートページで確認・税込)。

コース月額
プラン
年額
プラン
無料0円-
スタンダード
(Webで
カード決済)
540円5,940円
(月495円)
スタンダード
(App Store・
Google Play)
590円6,490円
資産形成
アドバンス
980円10,700円

同じスタンダードコースでも、払い方で1年あたりの金額が変わります。Webの年払いと比べるとこうなります。

払い方1年分Web年払い
との差
Web 年払い5,940円-
Web 月払い×12か月6,480円540円高い
アプリ 年払い6,490円550円高い
アプリ 月払い×12か月7,080円1,140円高い

Webの年払いは、月払いより1か月分(540円)ほど安くなります。1日にすると約16円です。資産形成アドバンスは、Webでもアプリでも同じ料金です。

わが家は最初、楽天モバイルのキャリア決済で払うために月払いにしていました。いまはクレジットカードの年払い(Web)に切り替えています。

▶ コース一覧(マネーフォワード ME公式)
▶ プレミアムサービスの料金について(マネーフォワード ME公式サポート)

2025年8月に値上げ。Webの年払いは2025年9月以降の更新から

スタンダードコースは、2025年8月5日に値上げされて、いまの料金になりました。公式の説明では、理由は物価の上昇や、システムの保守・運用の費用などが増えたためです。すでに使っている人は8月5日以降の更新から、Webの年払いは2025年9月5日以降の更新から新しい料金になりました。資産形成アドバンスは変わっていません。

わが家は、この値上げはサービスを続けるために必要な値上げだと思いました。無料に戻すことは、これまで考えたことがありません。

▶ プレミアムサービスの料金改定について(マネーフォワード ME公式サポート)

無料版とプレミアムの違い——大きいのは「連携4件」と「過去1年」

公式のコース一覧から、家計管理で差が出やすいところを抜き出しました(2026年10月13日確認)。

項目無料スタンダード
連携できる数4件まで制限なし
データを
見られる期間
過去1年分制限なし
連携口座の
一括更新
×◯
自動更新の頻度標準高い
CSVダウンロード×◯
カード引き落とし時の
残高不足の通知
×◯
資産の推移・
内訳グラフ
6か月まで制限なし
マンスリーレポート×◯
家計簿グラフ・予算・
レシート撮影
◯◯
PayPayのCSV取り込み◯◯

スタンダードコースには、ほかに広告の非表示、ポイントの有効期限の通知、問い合わせが優先されるプレミアムサポートなども付きます。家計簿をつける基本の機能(グラフ・予算・レシート撮影など)は、無料版でも使えます。

初めての人は、1か月(または30日間)の無料お試しがあります(初回のみ・決済方法で表現が違います)。4件を超えてつないでみて、自分に必要かどうかを試してから決める方法もあります。

▶ スタンダードコース(マネーフォワード ME公式)

わが家の使い方——50件近くをつないで、週1回まとめて確認

夫婦の口座・カードをつなぐと、4件はすぐ超える

わが家がつないでいるのは、銀行口座、夫婦それぞれのクレジットカード、モバイルSuicaなどで、全部で50件近くになります。夫婦2人分の銀行とカードだけでも、無料版の4件はすぐに超えてしまいます。

つないでいない現金や一部のQRコード決済は、手入力で足しています。

役立っていること——カードの引き落とし額、口座の残高、資産の推移

いちばん役立っているのは、次の3つです。

  • カードの引き落とし額を確認できる
  • 引き落とし口座のお金が足りるかどうかも分かる
  • 資産の推移を見られる

カードが何枚もあっても、引き落とし額と、引き落とし口座の残高をまとめて見られます。カード引き落とし時の残高不足の通知と、全期間の資産の推移は、プレミアムの機能です。

カードの不正利用や、口座の変化に早く気づける

個人情報の流出の発表が続くなかで、心配なことのひとつが、カードの情報が漏れて、不正に使われることです。マネーフォワード MEは、その備えにもなると思っています。

クレジットカードを連携しておくと、使った明細が自動で取り込まれます。覚えのない利用があれば、家計簿の中ですぐ目につきます。カード会社の明細を月に1回見るだけより、早く気づけると思っています。

銀行口座も同じです。口座をつないでおくと、入出金の明細と残高の変化がまとめて見られるので、身に覚えのない引き出しや振込があれば、そこで気づけます。通帳やネットバンキングを1つずつ開かなくても、全部の口座を1か所で確かめられます。

わが家は週1回まとめて明細を確認しているので、そのときに、知らない利用がまじっていないかも見ています。家族のカードもつないでいるので、1か所で全部確かめられるのが助かります。

わが家では、不正利用を見つけたことはまだありません。ただ、知らない明細が上がってきたので調べてみたら、夫が出張のときに契約したサービスの解約漏れだった、ということはありました。覚えのない明細に気づけたからこそ、見つけられた解約漏れです。

早く気づくことが大事なのは、カード会社の不正利用の補償には期限があるからです。たとえば三井住友カードは「届け出た日の60日前から」の利用が補償の対象で、JCBは「その明細が通知されてから60日以内」に届け出る必要があります。暗証番号が使われた場合などは対象外になることもあります。

覚えのない利用を見つけたら、まずカード会社に連絡して、カードを止めてもらいます。補償の条件はカード会社ごとに違うので、自分のカードの案内も一度見ておくと安心です。

※補償の期間は三井住友カード・JCBの公式案内より(2026年10月13日確認)。パスワードの流出への備えは「1Passwordのレビュー」に書いています。

週1回の一括更新と、月ごとのCSV

わが家は、週1回まとめて最新の状態に更新して、明細を確認しています。50件近くあるので、一括更新でまとめて最新にしています(一括更新はプレミアムの機能です)。

月が終わったら、明細をCSVでダウンロードして、自分で集計しています。副業もしているので、事業用とプライベートの支出がきちんと分かれているかを確認するのにも使っています。

チャージは「計算対象外」にして、二重計上を防ぐ

クレジットカードからモバイルSuicaなどにチャージすると、カードの明細と、チャージしたお金で払った明細の両方が支出として出てきます。そのままだと同じお金を2回数えてしまうので、わが家はチャージの明細を「計算対象外」にしています。この設定は無料版でも使えます。

年5,940円で見つかったムダ——解約し忘れていたサブスク

明細をまとめて見ていて見つかったのは、解約し忘れていたサービスです。

  • 一定の期間だけ使うつもりで契約したサブスク
  • 夫が出張のときだけ使っていたサービス

どちらも、使い終わったあとも料金がかかっていたことに明細で気づき、どちらも解約しました。プレミアムは、Webの年払いなら1日にすると約16円です。

わが家がいま何を契約しているかは「Jam子のサブスク全紹介」にまとめています。

使っていて不満なところ

6年以上使っていて、不満に思っているところもあります。

  • 家計簿の大項目・中項目のデフォルトを変更できない。項目名には文字数の制限もあって、思うような名前にできないことがある
  • ポイントやクーポンで値引きされた分が、収入として入ってしまう
  • Amazon以外の通販サイトは、支払ったカードと結びつかない。通販サイトとカードの両方から同じ買い物の明細が出てきて、重複してしまう
  • PayPayが、いつまでも自動連携にならない
  • 認証が面倒なサービスが多い。とくにドコモ系・au系のサービス

PayPayについては、公式では取引履歴のCSVを取り込む方法が用意されています(無料版でも使えます)。ただ、ほかの口座のように自動で入ってくるわけではありません。わが家も、PayPayはCSVを取り込んで入れています。

プレミアムを安くする方法

  1. Webの年払いにする:年5,940円で、いちばん安い払い方です。アプリから申し込むと月590円・年6,490円になります
  2. 対象の三井住友カードで払う:Oliveフレキシブルペイや三井住友カード(NL)など対象のカードでWeb決済すると、Vポイントが10%還元されます。App Store・Google Playの決済は対象外です
  3. マネーフォワード 光・でんきを使っている:契約している間は、スタンダードコースの機能が原則無料で使えます
  4. 初回の無料お試しを使う:1か月(または30日間)。自動で有料に切り替わるので、続けないなら期間内に止めます

なお、事業向けのマネーフォワード クラウドの有料プランを使っていても、MEのプレミアムは付かず、割引もありません。

▶ プレミアムサービスをお得に使う方法(マネーフォワード ME公式サポート)

無料に戻すとどうなる?——データは消えないが、表示は4件まで

  • 解約は、申し込んだ方法(Web・App Store・Google Play)ごとに更新を止めます。有効期間の最終日までは使えて、日割りの返金はありません
  • Webで払っている場合、解約の手続きは取り消せません
  • 無料に戻ると、5件以上つないでいても表示されるのは4件までになります。1年より前のデータも見えなくなります
  • つないだ口座や入出金のデータは削除されません。もう一度プレミアムに登録すれば、また見られるようになります

▶ プレミアムサービスの解約について(マネーフォワード ME公式サポート)

Zaimとの違い

わが家は、以前Zaimを使っていたことがあります。記憶の範囲ですが、つなげる口座の数はZaimのほうが圧倒的に多かったような気がします。

料金は、Zaimの有料プラン(くふう Zaim プレミアム)のほうが安く、Webの年払い同士で比べるとZaimが年4,378円、マネーフォワード MEが年5,940円です(2026年10月13日にZaim公式で確認)。

▶ くふう Zaim プレミアム(Zaim公式)

2026年の新しい動き——AIの機能

2026年は、AIを使った機能が増えています。8月にはiPhone向けに明細の項目をAIが提案する「AIカテゴリ提案機能」が、9月にはChatGPTの中でマネーフォワード MEのデータをもとに相談できるアプリが始まりました。わが家はまだ使っていません。

▶ お金とAIを賢く使うヒント集(マネーフォワード ME公式)

まとめ

  • プレミアム(スタンダードコース)はWebの年払いが年5,940円でいちばん安い。アプリの月払いで1年続けるより年1,140円安い(2026年10月時点)
  • 無料版は連携4件まで・データは過去1年分。一括更新・CSVダウンロード・残高不足の通知はプレミアムだけ
  • わが家は50件近くをつないで、週1回まとめて更新。カードの引き落とし額と、引き落とし口座のお金が足りるか、資産の推移を見ている。覚えのないカード利用にも早く気づける
  • 期間限定のつもりだったサブスクや、夫の出張のときだけ使っていたサービスの解約忘れに気づいて、解約した
  • 項目のデフォルトを変えられない、ポイント・クーポンの値引きが収入になる、通販の明細が重複する、PayPayが自動連携にならない、ドコモ系・au系の認証が面倒、といった不満もある
  • 安くするなら、Webの年払い。対象の三井住友カードで払うとVポイント10%還元
  • 無料に戻してもデータは消えないが、表示は4件まで・過去1年分までになる

つなぐ口座やカードが4件以内なら、無料版でもいいと思います。わが家のように夫婦の口座やカードをまとめて見たいなら、まずは無料お試しで、4件を超えてつないでみるのもひとつの方法です。

わが家が手放せないと感じているサブスクのひとつ、パスワード管理の1Passwordについては「1Passwordのレビュー」に書いています。

▶ マネーフォワード ME(公式)

※この記事の料金・機能は、2026年10月13日にマネーフォワード ME公式サイト(コース一覧・スタンダードコース・お知らせ)と公式サポート、Zaim公式サイトで確認したものです。料金や機能は変わることがあるので、申し込み前に公式サイトでご確認ください。

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